真夜中の神の下僕
「主よ憐れみたまえ」
「主よ・・・」
そういいながら、疼く股から腰にかけての甘い痺れと乱れる吐息、自分が今から起こそうとしている
罪に酔うようにシスター・リリィは礼拝堂へ足を踏み入れる
「誰もいないですよね?」
潤んだ瞳で周囲を見渡し祭壇へとのぼっていく。
目の前には貼り付けられ苦悶の表情を浮かべたイエス・キリストの十字が自分を見下ろしている
『ああ、神はこの哀れな雌豚のことをお許しくださるのかしら。これからあのようなみだらな行為を行おうとしている私を……』
考えれば考えるほど彼女のまたは熱を持ち、じっとりと湿っていくのがわかる。
ただ、少し違うとすれば、彼女は今日は周囲の者が寝静まった夜に恥ずかしい行為を行おうとしていて、下着などは修道服の下につけてはいない
突起する胸の乳首や歩くたびに股を伝いそうなほど音を立てそうなほど溢れ出す愛液を皮膚を通して
脳がしびれるほどの快楽を覚えながら感じる。
「神よ、卑しい私をお許しください」
教壇の陰にうずくまると彼女は足を開いて座り込む形でゆっくりと修道服の裾を持ち上げる
はぁはぁ……
禁忌を犯している淫らで卑しい畜生のような自分の行為を一般の女性たちはするのだろうか?
信者たちの顔を思い出しながら彼女は疑問に思いつつ
布を引き上げるたびにシュルシュルという音を立てて自分の秘所をあらわにしていく
「ジェードリ神父様・・・・・・」
自分とは少し違い鈍い金色と黄土色の間の色ようなブロンドをして冷徹でいて優しさをもった水色の澄み切った瞳に、端正でありながら厳格さをもった顔立ちを思い出すだけで彼女の体の芯まで疼き熱をもたらせる
「ふっん……ふぁ……!」
声を洩らしながら彼女は昼に持ち出してしまった。彼が愛用していた万年筆をポケットから取り出すとゆっくりと愛液のあふれる自分の秘所へと沈めていった
つぷっ
擬音のようなわざとらしい音が聞こえ同時に沈んでいく万年筆とこすれる粘膜が彼女の指をかすかにふるわせる
「あっ、あっ、ごめんなさい。ごめんなさい神父様」
そういいながらも、彼女の指の震えは止まらず、同時に動きも止まらずに
奥へといざなっていく
ゴツゴツと膣の中の襞をこするようにして万年筆は行ったり来たりと、膣口を出たり入ったり繰り返している
荒くなっていく吐息と震える肩、見上げれば自分が敬う神の偶像が自分を見下ろしている
イケナイコト
頭のジンっとしびれた部分がそう告げる
「・・・・・・っん……私は清らかなんかじゃない……私は私は神でなく人を愛してしまっています」
潤んだ瞳で喘ぐように酸素を求めるように
周囲が優等生だと、神の花嫁にふさわしいという自分への見解を否定するように彼女は喘ぎ
自分の体を慰める
時に、愛液に濡れた片手の指の爪を立てながら彼女は自分の胸の突起さえもいじり
愛を求めるようにぬくもりを求めるように、神父の顔を思い浮かべ何度も達する
「はぁはぁはぁ」
3度目の絶頂を迎えて彼女は声を抑えることなく自分がだらしなく股をいじり、彼の名を連呼していたことに気づく。
そして、背後に誰かの気配があることも
「!!!?」
戦慄が走ったように彼女はぐったりと前に倒れこんでいたのを身を起して気配が強い方を振り返る。
怯えた視線の先にはジェードリ神父の姿がある
「模範的なシスターである君が人のものを盗み、あまつさえ、その道具でみだらな行為をいそしんでいるなんて想像もつかなかったよ」
若干軽蔑したような怒気を孕んだ冷たい声音で彼が発する言葉に心臓を打ち抜かれたようになり、彼女は固まる
「ちがう、ちがうんです」
愛液にまみれた下半身、愛液が垂れ月明かりにテラテラと照らされている太腿、いいわけの利かない濡れた指先
彼女は違うと言いながら涙があふれるのを感じた
「何が違うんです?」
ランプの明かりが目立ち、人が集まることを危惧した神父は静かに明かりを消し彼女へと向き合う形で立つ
「わた、わたしは」
震えながら話す彼女は涙を流し最後には嗚咽交じりでいいわけするように現実を認めることもできなくなり、イヤイヤと首を左右に振ることしかできなくなっていた
いいわけすら思い浮かばない。ただ想い人ができて、教会の籠の鳥のように育てられた彼女には愛を育む本当の方法は教えられずに信者の懺悔での淫らな行為しか知らずに生きてきた。
そして自分が本当に実行をし。これほどまでに堕ちるなどと考えもしていなかった。
「いつまでそうしているつもりですか? 大人なのなら立っていいわけの一つでも上手くすればいいでしょう」
落ちて彼女の愛液にまみれた万年筆を拾い上げ彼女を見下ろすように彼はそういった。
「っ」
言葉が見つからず、オドオドとする彼女はひどく彼をいらだたせた
厳しいクリスチャンの家系で育った彼もまた性行為には厳しくそだったが、人のものを盗んでまで自慰にふけり、神聖な礼拝堂を穢した目の前の女が許せなかったのだ。
「もういいです!部屋に帰りなさい」
厳しくいい捨てると彼は踵を返し出て行こうとするが、戻ることは彼女に阻まれた
震える指で彼女は声も出せなくなるほどしゃくりを上げながら弱々しく彼の修道服の裾を握っている
「……罰を受ける気があるんですか?」
幾分冷たくはあるが、冷静な声で彼が尋ねる
彼女はその言葉に顔をあげると涙や鼻水で汚れた顔のままコクコクと頷いた
「いいでしょう。私の部屋へ来なさい」
彼は彼女の腕を掴み立ちあがらせるとランプを再度つけることなく暗がりの礼拝堂を後に離れにある神父だけが住んでいる部屋へと彼女を招き入れた
彼は小刻みに震え怯えながら罰を待つ彼女に視線を向けると静かに
「私の膝の上に……、子供たちが仕置きされるときのように尻を出しなさい」
特にエロティックな響きがあるわけでもなくあくまで罰を与える親のような兄のような声音で彼はいう。
彼女は震え怯えながらも彼をこれ以上怒らせてしまい失い嫌われることを恐れ、ゆっくりと膝をつき彼の膝へと上半身を預ける下腹部のあたりに彼の男性である象徴が当たるのに気が付き彼女は
息をのみ赤面しながらこぼれおちる涙を見せまいとうつむき覚悟を決めたように歯を食いしばる
「本当に、人のものを盗むとはなにごとですか?しかもあのようなみだらな行為をするために」
バシンという連続する音と共に
鈍い痛みが彼女の敏感になった尻の皮膚に何度も強く打ちつけられ弓のように体を撓らせて彼女は小さな悲鳴を上げる
「ぁっ!……ひっ……めんなさい、ゅるし……さい」
ごめんなさいお許しくださいそういいたいだけなのに彼女の声は最後まで保つことはできず喉の奥へと消え去っていく
「それに、神聖なる場所で禁忌を犯すのがそれほどに楽しかったのですか?」
叱責と失望の交る言葉に彼女は耐えられず「お許しください」と連呼しながらヒクヒクと体を震わせ
大粒の涙を落とす
何度叩かれたのか何度叩いたのかどのようなやり取りをしていたのか
双方曖昧になり始めたころふと、彼は自分の下半身の変化と彼女の下半身の変化に気づく
怯え、恐怖、後悔、悲しみ、悦楽様々な色が混ざった彼女の表情や態度や香りが彼のオスを引き出したのは明らかだった。
固くなっている自分の下半身の雄と、彼女の愛液を漏らすように零すように溢れださせている秘所
皮肉であり、自分まで穢されたような気分になり彼は彼女を立ち上がらせると腕いっぱいのばして
距離を取らせた
「もういいです。十分に反省したようですから」
諦めるように、自分に対して嫌悪するように彼は言い捨て彼女を追い出そうとしたが
彼女はその場を動かず涙をこぼして掠れた声のまま彼に尋ねた
「神父様、私は……初めて人に恋をし、初めて淫らな行為をしてまでその人に想われたいと思ってしまいました。それはどのような罪なのでしょう?」
恋をすること自体は罪じゃない、ただ彼女は神に仕えなければいけない禁欲を約束された身の上なのだ
「君は神の花嫁だ。禁欲的に、また神を愛することで、またその愛を分け与えることで人に必要とされる存在なんだ」
彼は彼女を見つめたまま冷静な口調で答える
「人を愛するとはどのようなことなのですか?また、愛されることや、信者の方々がいう愛の為に交わる行為とはなんなのですか?」
怯えと切なさ、そして困惑が彼女の表情には浮かんでいる
「……今夜ここであることを忘れると約束できますか?」
「え?」
ジェードリがふいに言った言葉に涙でにじませた瞳を開き彼女は固く身をこわばらせる
もしも、それが自分が愛することを許してくれるという意味なのなら
本当に愛を交換することができるかもしれない。ささやかな期待
同時に、忘れなければいけないという一夜限りの伽だと断言された想い
それは天秤にかけることは難しかった。
「私は今夜雄であることに、男にあることに戻りましょう、堕落だと言われようとこの身を君が望むのだとすれば落とすことを約束します。」
「神父様」
「ただ、明日の朝になれば君はシスターに戻り、私は神父に戻る、それでもいいのなら教えましょう愛情がある性交というものを」
「っ……神父様」
彼の真摯なまなざしと態度は彼女の緊張や危惧や不安を打ち消すようで気がつけば彼女は彼の腕の中へと飛び込んでいたのだった。
「リリィ、あなたは美しい、神の花嫁にふさわしい、けれど美しい君を奪う神を人は妬みさえするだろう」
金糸でできたような長いブロンドを指に絡ませ片手は顎に添え、むさぼるように彼は彼女の口内を犯す。
息が途切れ、もがくような状態でさえも彼女は神父の言葉に耳を傾けながら切なそうな顔で首へと腕をまわし、引きはがされないようにしがみつく
「神父様、神父様」
「ジェードリでいい」
小鳥のような高くか細い声で啼く彼女を腕に抱きながら彼は胸を掴み、指を動かしながら
静かにいう
「ジェードリさま」
これから行う行為の神への冒涜と先ほどの自分の失態、いろいろなものが彼女の中で渦巻きながら消えていく
唇と唇。肌を這う彼の舌先、残る痺れと疼きに彼女は段々と酔い、彼のペニスさえもを全身の香りで膣中へと誘った
ブツブツっと痛々しい引き裂かれるような音と共に彼女には激痛と快楽が同時に走る
「ぁぁぁぁ」
しがみつきながら
愛を求める言葉も愛されるための言葉も知らない彼女は泣き声と切なさの紛れる声で天井を仰ぎ彼の背に爪を立てながら開いた足の先まで敏感に空気を感じながら彼女は仰ぐように体を撓らせ
何度も何度も彼のペニスを体を腰を動かすことによって自分と混ざって溶けてしまいそうな感覚になり、中に彼の精液が吐き出されるまでソレを続けた
グチュグチュドプ……
愛液とカウパーにまぎれ濃く白濁した液体が彼女の中に注がれ、膣口から糸を引きながら抜き出される
「すまない、中になんて出してしまって、もし君が妊娠などしたら君は二度と神の花嫁に戻れないのに私は私は」
我にかえった神父は彼女を愛しそうに見つめながらも寂しそうに、同時に後悔を口にする
だが、彼女は至福を知る貴族や皇族のように気品のある面持ちで
聖母のように微笑むと首を左右に振り
「もしも、身ごもったとするのならそれも運命、そして、一瞬、一時であったとしてもあなた様が私を叱り、同時に愛してくださった現実を忘れないで済むのなら私はこの神の家を出ていったっていいのです。私は愛を知らない。愛を与える側にも愛を受ける側にもなれるかどうかわかりませんが、でも昔ファーターが愛してくださったような愛でわが子ができるのならそれも神の導きだと私は思っております」
彼女を淫乱だと蔑んだのは誰だっただろう
彼女が愚かだとおもったのは……
少しの後悔と、決意を胸に神父は手を伸ばす
「君が出ていく必要はあるのかもしれない、けれどそれは私も同罪だ。いいわけをして君を穢したことに変わりはない……神父でなくなっても私を慕ってくれるのなら私は……」
その後一人の神父とシスターがどうしたかは祖父の口から語られることはなく
彼は幸せそうな微笑みだけ浮かべ口を閉じ目を閉じ、そして自らの生涯をとじたのだった
〜管理人のぼやき〜
え〜はいよくあります。
理解してます、こんなオチばっかしてんじゃねータコ!
てかスパならスパにしろよとかいう意見の方ももっともですが
これはあくまで純愛として・・・おなっていようとスパがあろうと
神様ならぬ書き手が純愛といやぁ純愛なんです!ハードコアだろうと鬼畜だろうと外道だろうとw







